本記事では、FBAの梱包方法・梱包要件・注意点について解説をします。

この記事を読むことで、

• FBA納品時の梱包に必要なものがわかる
• 梱包方法・手順がわかる
• 梱包に関するポイントがわかる

などなどFBAへの納品に必要な商品の梱包や必要なものの情報を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

当メディア(物販ラボ)では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。

記事の最後では「ネット販売スタートマニュアル」を配布しています。ぜひ最後まで読んでいただき、活用してください！

FBA納品時は梱包要件に必ず従おう

FBAは、Amazon物販を効率化するために欠かせないシステムです。
細かいルールをしっかり守り、確実に売りたい商品を納品しましょう。

Amazonの公式サイトにある梱包要件とは、fba納品のための梱包ルールのことです。
詳細まで書かれた内容を簡単に箇条書きでまとめたので、目を通してみてください。

ちなみにFBA納品された商品は梱包した状態のままで購入者へ発送するため、再梱包しなくても良い状態で発送します。

梱包要件を守らず納品すると、FBAが受領拒否したり場合により商品が破棄されたりすることがあるため、ルールを守って納品しましょう。

Amazonの公式サイト内に詳しい梱包ルールが掲載されています。
フルフィルメントセンターへ商品を確実に納品するために、公式サイトも十分目を通しましょう。
梱包要件│amazon

FBA納品時の梱包に必要なもの

FBAへ納品するために商品を梱包する際、必要なものがいくつかあります。
絶対必要な梱包資材に加えて、あると便利なものまで紹介するので、準備して丁寧な梱包を心がけましょう。

ダンボール

ダンボールは同じ商品を複数個まとめて発送でき、輸送中の衝撃から商品を守る梱包資材です。
Amazonではパッケージサイズと重量によって、小型/標準・大型・特大に分かれており、どちらも範囲内に納める必要があります。

納品したい商品に合うダンボールを用意しますが、サイズさえ合えばホームセンターなどで購入できます。
ただし出品したい商品が本・液体・鉄などの場合、サイズと比べて重量が大きいため、重量オーバーで受領不可にならないよう注意しましょう。

詳しいパッケージサイズと重量制限の内容は、以下の記事をチェックしてください。
＞＞FBAのダンボールサイズについてはこちら

緩衝材

緩衝材は、梱包用のダンボール箱へ詰めたものの空間に余裕がある場合に使う梱包資材です。
FBA納品で使用できる緩衝材は、クッション・エアキャップ・紙限定のため、一般的な梱包に用いるバラ状の発泡スチロールやシュレッダー済みペーパーなどのままの使用は避け、袋詰めして使います。

ラベル

外箱に貼るラベルは細かいルールがあるため、仕様を守って作成し貼りつけます。
ラベルはFBAに納品後、スムーズに処理して出品するために必要なのでガイドラインを守りましょう。

ラベルに使うカラーやフォントなどは細かいきまりがありますが、自分でプリントアウトするラベルシールにはきまりがありません。
必要なラベルのサイズに合った、一般的なラベルシールを購入します。

その他あると便利なもの

ダンボールと緩衝材以外にあると便利な梱包資材は、OPP袋・OPPテープ・ハンディラップなどです。
OPP袋とは商品名「クリスタルパック」ともいい、ツヤのある透明のビニール袋で、本・DVD・CD・ゲームソフトなどの商品の袋詰めに使います。
アクセサリーなど細かい商品の袋詰めにも向いており、サイズも幅広いので、あらゆる商品に使えます。

OPPテープとは、透明なテープで丈夫かつはがれにくい特徴があるため、梱包にはクラフトテープよりおすすめです。

ハンディラップとは伸びやすいポリエチレンフィルムを、ハンディホルダーにつけた商品です。
フィルム同士がくっつくため接着剤不要、手で切れるのではさみもいりません。
荷造りや商品の結束のほか、商品保護にも役立ち、簡単なものは100円ショップでも購入できます。

FBA納品時の梱包方法・手順

FBAへ納品したいものの、何から始めて良いかわからないときは、以下の梱包方法を守って準備し、手順に沿って納品しましょう。
梱包と発送の手順ひとつひとつについて、解説します。

商品の形状に合わせて梱包

FBAへ納品する商品は、商品の形状や特性に合わせて梱包し、商品が輸送中に破損しないよう梱包します。
同じSKUごとに1つの梱包にまとめて配送し、一般的に同じ商品でもたとえば色や香りが異なれば別のSKUになります。

Amazonへ納品後、Amazon側で組み直しはできないので正しいSKUを判断し梱包・発送しましょう。
SKUの判断は細かく、限定商品で内容量が増えた・期間限定で価格が下がった・単品ではなくセット売りにしたなどそれぞれの場合、SKUは別々にします。

FBA商品ラベルを貼る

画像引用：配送ラベルの仕様│amazon service

FBAに納品するには、専用のラベルを作成して商品の外箱へ貼りつける必要があります。
FBA倉庫が商品の納品や在庫管理をするために必要な情報で、ラベルのバーコードにもとづき、注文が入ると購入者へ発送します。

正しくラベルが貼られていないと倉庫で商品を管理できず、売れるチャンスを逃がす可能性があるので注意しましょう。

Amazonで売る商品のうち、FBAへ納品する商品にのみラベルの貼りつけが必要で、自己発送の場合は不要です。

必要のないバーコードを隠す

ラベルにはバーコード表示があるため、使う外箱にほかのバーコードがある場合は混同しないよう商品ラベルを貼りつけて隠します。
隠しきれないときは、シールなどで覆うかバーコードの縦線を書いて増やすなどして、商品ラベルのバーコード以外を無効にします。

FBAの商品バーコードを貼ってあっても折れ曲がっていると読み取れないことがあるので、ラベル全体がきちんと見える状態で貼りつけましょう。

納品用紙を目立つところに貼る

画像引用：Amazon | No.JC-100 重量超過シール 100枚(両面で200枚）入り 重量物のFBA発送用に！ | 荷札シール | 文房具・オフィス用品

納品用紙は誤って商品が開封されないためにも、梱包した箱の外側の目立つところへ貼りつけます。
ダンボールのふたを閉じテープを貼った部分など、開封する場所へ納品用紙を貼りつけることは避け、開封部分の上や下へ貼りましょう。

商品の重量が15kgを超える場合は、必ず「重量超過」と見える位置へ書きます。
手書きでも自分で「重量超過」のラベルを作成し、貼りつけてもかまいません。
重量超過の商品を納品する頻度が高い場合は、市販の重量超過シールを購入して使うと作業時間の短縮になります。

FBA納品の梱包に関するポイント

FBAへ納品するときに必要なものや基本的な手順に加えて、注意点を紹介します。
FBAへ無事納品できて初めて、商品が売れるチャンスができるので、確実に納品できるようありがちなポイントを確認しましょう。

わからないときの対処法や、さらにAmazon物販の効率化を考えたいときのアイデアも紹介します。

受け取り拒否になるケースに注意

FBAへの納品には細かいきまりがあり、守らず納品すると受け取り拒否され商品の販売チャンスを失ってしまいます。
受け取り拒否の可能性が高いものを知って、無事納品できる梱包をしましょう。

＜受け取り拒否になるケースの一例＞

• 輸送箱のサイズと重量の超過
• 輸送箱の損傷
• 異なる商品をひとつの輸送箱をまとめる、箱をつなぎ合わせるなどして加工する
• 商品の欠陥　など

輸送箱が損傷し商品が見えた状態では、商品が傷つき欠陥が生じている場合もあります。
大型商品など外箱で梱包されたままお客様へ送る商品は、箱に破損がある状態で発送することになるため、受け取り拒否の対象になります。

わからないことや質問はAmazonテクニカルサポートへ

FBAへの納品に関して、「情報の入力方法がわからない」「途中で手続きの仕方に迷った」など、困ったときはAmazonテクニカルサポートへ問い合わせしましょう。
新型コロナウイルス感染症拡大のため、現在は電話での対応がなくチャットとEメール対応のみです。

FBA納品代行サービスの活用も検討しよう

扱う商品の量が増えると、FBA納品代行サービスを活用すると時間の確保に役立ちます。
納品プランを考えて商品のサイズと重量をはかり、必要な梱包資材を用意して梱包し発送する作業は手間がかかりますが、代行業者に依頼するとその分商品の仕入れやリサーチなどのために時間を使えるからです。

Amazonに商品の在庫管理と発送、購入者からのクレーム対応を代行してもらい、FBA代行業者に売りたい商品のFBAへの納品までの流れをすべて担当してもらえば、仕入れやリサーチだけに力を注げます。
Amazon物販の楽しいところだけに集中できる流れができるため、代行サービスの利用も検討してみましょう。

FBA納品時の梱包方法まとめ

Amazon物販で効率良く稼ぐには、FBAの活用は欠かせません。
梱包ルールが細かく厳しいと思うかもしれませんが、商品がお客様へ届き、満足して「また買いたい」と思ってもらうには必要なことです。

FBAに受け取り拒否されては売上につながらないので、梱包要件を確実に守り発送しましょう。
FABはAmazon物販の効率化に役立ちますが、FBA納品代行業者も利用するとさらなる効率化が実現します。

ある程度慣れてきて、梱包や発送作業の時間が惜しいと思い始めたら、代行業者の導入を考えてみましょう。

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