2021.12.27 投稿
2024.05.28 更新
国際eパケットでインボイスは必要?インボイスの印刷方法も解説!
国際eパケットの送り方やインボイスの作り方について解説をします。
- 国際eパケットの疑問点
- 送り状・インボイスの送り方
- ラベル印刷を失敗したときの対応
など国際eパケットの送り方やインボイスの作り方について紹介しているので、送り方でわからないことがある方は、ぜひ続きを読み進めてみてください。
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目次
国際eパケットのインボイスについての疑問点
インボイスとは、物品の売り手が買い手に商品を送る際に買い手宛に作成する書類です。
適用税率や消費税額などを知らせる役割もあり、相手国で税関に申告する際に必要なので、間違がないように記載しなければなりません。
国際eパケットにインボイスは必要?
2kg以上の物品を送るEMSの場合には基本的にインボイスの添付が必要ですが、国際eパケットの場合、インボイスの添付は任意とされています。
送る物品の情報を入力する際に印刷するかしないかを選択できるため、相手国に必要かどうかなどを確認してから必要に応じて作成しましょう。
発送する物品が26品を超えている場合、郵便物のラベルに全ての物品が記載できないためインボイスを添付して品物を明確にする必要があります。
送り状など発送関係の書類を印刷するときには、インボイスが不要な国宛の荷物にはデフォルトでインボイスの印刷もされません。
物品数などが原因で印刷しなければならないときには、「発送関連情報登録」画面の「インボイス印刷指定」からインボイスを印刷することを指定する必要があります。
インボイスには何を記入する?
インボイスには、相手国で税関を通る際に必要な内容を記入します。
税関で必要な情報として、送る品物の具体的な品名、重さ、数量、単価などを書き込まなければなりません。
送り状などの印刷をする際に一緒にインボイスも印刷できるので、「発送関連情報登録」の画面から画面の指示通り入力していけば簡単に作成できます。
ただし、一般的にインボイスが不要な場合にはインボイスの印刷ができません。
インボイスの印刷ができない場合には、「インボイス印刷指定」欄から「1枚印刷する」を選択して印刷しましょう。
【インボイスの入力項目】
・差出人氏名、住所、電話番号
・受取人氏名、住所、電話番号
・小包ラベルの番号
・発送方法
・(有償・無償)
・品名、原産国、正味重量、数量、単価、合計額
・通貨
・郵便物の個数、総重量
・差出人の署名
インボイス送付用の専用パウチがある?
国際eパケットの専用パウチとはA4サイズの半分くらいの大きさをした、送り状を入れて荷物に貼り付けるために使う袋です。
オンラインシッピングツール上で入力すると、A4サイズの送り状、税関告知書、インボイスの一式が印刷できます。
送り状の用紙にはラベルの表紙・依頼主控え、受付店控えがついているので、ラベルは専用パウチに入れる前にそれぞれの控えから切り離しておきましょう。
切り離したラベルは、半分に折った税関告知書とインボイスとを重ねた状態で専用パウチに入れて、荷物に貼り付けて使います。
郵便局に出荷を依頼するときには、依頼主控え・受付店控えを専用パウチに入れず、
国際eパケットの物品に添える形で郵便窓口に出します。専用パウチはA4サイズの半分ほど大きさがあるので、国際eパケットのパッケージは専用パウチが貼れる大きさにしておかないとうまくラベルを貼ることができません。
専用パウチは無料で、在庫のある郵便局では1枚ずつもらうことが可能です。
まとまった数の専用パウチが欲しい場合には、オンラインシッピングツール上から「パウチ請求」を行ったり、郵便局に事前に相談したりなどの方法で手に入れることができます。
送り状・インボイスなどを作成し発送する手順
国際eパケットの送り状やインボイスなどの作成から発送までを順調に行い、品物をスムーズに発送するためには発送前の事前準備が大切です。
国際eパケットの発送について、書類を作成するための準備から手順も含めて確認していきましょう。
1.会員登録をする
国際eパケットの送り状一式のセットは、定められた形式に入力して印刷したものを使います。
送り状などを印刷するためには「国際郵便マイページサービス」にログインする必要があるので、事前に国際郵便マイページサービスに登録しておきます。
新規会員登録する際には、氏名、郵便番号、都道府県、市区町村、番地、電話番号、性別、生年月日、ログイン用メールアドレスとログイン用パスワードなどを入力してください。
登録情報を入力したあとには、「規約に同意する」にチェックを入れてから登録を行いましょう。
2.書類を印刷する
国際eパケットでは、プリントアウトした書類を使用しなければならないため、オンラインシッピングツールにログインし、送付状・税関告知書・インボイスの3つを作成してプリントアウトします。
最初にオンラインシッピングツールにログインし、「ご依頼主を選択」、「お届け先を選択」など、画面の順に項目を入力していきましょう。
また、発送種別で「国際eパケット」を選び「内容品」の情報を入力、「危険物に該当しないことを確認済みです」にチェックをして、「発送関連情報登録」の入力に移ります。
発送関連情報登録では、送付状に関係する内容をの「発送予定日・梱包後の総重量・有償/無償」を入力、選択します。
インボイスを添付する場合には、インボイスの要・不要を確認して印刷指定を行いましょう。
万が一配達できなかった場合の指示も選択して「登録内容の確認」を行い、印字内容を画面で確認してから、書類を「A4用紙・片面印刷」でプリントアウトします。
自宅のプリンターでなくても、郵便局に「ゆうプリタッチ」が設置されている場合には郵便局でプリントしてそのまま発送ができます。
梱包された小包の中身が26品を超えている場合には、本来インボイスが不要な国宛であっても、インボイスを添付して発送しなければなりません。
この場合には、必ず「インボイス印刷指定」欄で「1枚印刷する」を選んで印刷するか、税関告知書に記入されていない品を記入している「税関告知書補助用紙」を作って添付します。
3.郵便局から送付する
送付状や税関告知書など、送付する書類をプリントして揃えたあとには郵便局に持参して発送を依頼します。
送付状は送り状・依頼主控え・受付店控えに切り分けて、送り状の署名欄に日付と署名を記入します。
小包には専用パウチを貼り付けておき、送り状・税関告知書(・必要に応じてインボイス)を、専用パウチに入れて封をしないでおきましょう。
郵便局の窓口では、封をしない専用パウチをつけた小包と依頼主控え・受付店控えをセットにして渡します。
専用パウチは、中にある書類まで窓口でチェックされてから、問題がない場合に封をしてもらえます。
準備が完了したら、国際eパケットの料金を支払って発送を依頼しましょう。
ラベル印刷を失敗したときはどうすればいい?
ラベル印刷を行ったときにインクが切れて正しく印刷できなかった場合や、印刷した用紙を失くしてしまった場合など、印刷を失敗してしまうこともあるかもしれません。
一度印刷した送り状の場合、同じお問い合わせ番号を使って送り状を再印刷することができないので注意が必要です。
同じ内容のものをもう一度印刷したいというときには、オンラインシッピングツールの「発送履歴を見る」から「再出荷」を選んでラベルを印刷しましょう。
「再印刷」からプリントした送り状は、送付後の控えとしてだけ使用することができます。
送付に使うものを印刷し直したい場合には、印刷する書類を間違えないように気をつけましょう。
国際eパケット利用時の注意点
国際eパケットを利用するときには、発送時にミスがないように注意点をおさえておくことが大切です。
国際eパケットで気を付けなければならない注意点には、以下の5つがあります。
【国際eパケットの注意点5つ】
- 利用条件:国際eパケットが利用できる荷物の大きさ、重さ、損害賠償など。
- 配送日数:送付先・納期などから製品の到着予定を確認。配送日数は交通条件などによっても変わるので、確実なものではなく目安だと考えましょう。
- 追跡できない国:一部の国では海外郵便局のホームページで追跡サービスが活用できますが、情報が検索できない国や情報が伝わるまでに時間がかかる国もあります。
- 発送できない国:国際eパケットは比較的発送可能な国が多いですが、詳細を確認するには日本郵便のホームページで確認できます。
- 新型コロナウイルスの影響に注意:現在は、新型コロナウイルスの世界的な流行で航空便が減少していて、商品の到着までにかなりの時間がかかる場合もあるので、送り先の地域情報にも注意しなければなりません。
送り方や注意点を押さえて、発送をスムーズに
国際eパケットでは税関で確認するためのインボイスをつけなければならない場合があります。
また、国際eパケットの発送には手書きの送付状が使えません。
送付状をプリントしたり専用パウチを請求したりする必要があるため、事前に国際郵便マイページサービスには登録する必要があります。
インボイスの必要があるかどうか、送り状が正しい作り方できているかどうかなど、送り方の注意点を抑えることでスムーズに発送することができます。
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