こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。

という方のために、仕入れのコツまで徹底解説します。

この記事を読むことで、

この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。

時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。

それでは、白ロム転売のやり方・注意点について解説していきます。

スマホの白ロムとは、SIMカードの入っていない端末のことです。
大手キャリアからスマホを購入するとSIMカードが入っており、電話やネット通信が利用できるようになります。

しかし、数年でスマホを買い替える人がいるため、その場合端末が手元に残ります。
まだ使える端末であれば、フリマサイトなどを利用して転売する人がいるでしょう。

このような端末を仕入れて転売する方法が、白ロムの転売です。
まだ新しい端末を入手できることもあるため、転売で大きな利益を出すこともできます。

ただし、白ロムの転売には違法性もあるので、この記事では白ロムの基礎知識から注意点、転売のポイントまでまとめました。
利益を出しやすい方法を確認してから、違法性がない方法で白ロムの転売を始めるようにしてください。

白ロム転売は違法？

スマホには、白ロム以外にも赤ロム・黒ロムがあります。
それぞれの特徴と、転売すると違法になるのかの情報を得ておきましょう。

契約中のスマホの転売は違法になる

	特徴	転売可否
白ロム	キャリア契約を解約してSIMカードを抜いた端末やSIMフリーで売られている端末	可能
赤ロム	料金未払いや盗難等の理由で通信会社からロックされた端末	不可
黒ロム	キャリア契約中の端末	不可

白ロムであれば、転売しても違法になりません。

ただし、契約中の白ロムをそのまま転売すると違法になるので、SIMカードが入っておらず、すでに契約解除されている端末を選んでください。
契約中のスマホを転売すると「携帯電話不正利用防止法」の違反になります。

白ロムだと思って仕入れても、転売できない赤ロムや黒ロムのケースもあるため、仕入れる前に白ロムであることを確認してください。

白ロムであるかの確認方法は、端末のIMEI番号をチェックします。
IMEI番号は、Android端末なら製造シールや箱に書かれており、iPhoneはSIMトレーでの表示です。

自分で調べてわからなければ、お店の人に聞きましょう。
お店の人がIMEI番号を教えてくれないときは、赤ロムの恐れがあるため仕入れは避けてください。

IMEI番号がわかったら、各携帯電話会社のIMEI照会ページで調べます。
すると、白ロムなのかがわかるので、事前にチェックしましょう。

古物商許可なしでの転売も違法となる

白ロムの中古を仕入れて転売をするなら、古物商許可を得る必要があります。
しかし、古物商許可の必要性を理解しておらず、意外と違法行為をしてしまっているケースがあるため注意しましょう。

白ロムでも新品を仕入れて転売するなら古物商許可は要りませんが、白ロムはほとんどが中古品の仕入れのため、古物商許可を得ておくようにしてください。

古物商の許可は、警察署に申請します。
許可が下りるまで40日前後かかる場合があるため、早めに申請しましょう。
なお、白ロムの転売では、「機械工具類」と「事務機器類」の項目で申請します。

白ロム転売が儲かる理由

白ロムの転売を始めようか迷っているなら、白ロムが儲かる理由を確認しましょう。
具体的にどのような理由で白ロムが儲かると言えるのか、次の項目で詳しく解説します。

スマホの需要が高く売れやすい

画像引用元：総務省｜令和4年版 情報通信白書｜総論

総務省が発表したデータによると、2021年の情報通信機器の世帯保有数は「モバイル端末」で97.3％、「スマートフォン」は88.6％です。
この数値を見てもわかるように、現代社会でスマホは必需品だと言えます。

1人が１台のスマホを所有する時代ですが、近年は端末が高騰しており、型落ちでもいいので欲しいという需要が一定数います。
また、2台を所有する人は、2台目はお手頃価格な白ロムを選ぶケースもあるでしょう。

このようにスマホ自体の需要が高くなっており、白ロムの市場規模も大きいため、白ロムを転売すれば売れやすく回転率が高くなり儲かると言えます。

1台ごとの利益額が大きい

スマホは新品で１台数万円はしており、とくにiPhoneを転売すると上記画像のように、1台で数万円の利益が得られる場合があります。
利益率自体は低くなっても、販売価格が高ければ利益額は大きいでしょう。

また、スマホはサイズが小さく保管スペースを取りません。
別に保管スペースを借りる必要がなく、自宅で転売を始める人にも有利です。

小さく軽量であれば送料が安くなり、AmazonのFBAを利用する場合の手数料が安く、転売にかかるコストが安いため、転売に最適な商材だと言えます。

仕入れがしやすい

【おすすめの仕入先】

種別	仕入先	おすすめポイント
ネットショップ	Amazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場	・端末の種類が豊富 ・ポイント還元により価格差が出せる（Yahoo!ショッピング、楽天市場）
フリマアプリ	メルカリ、ラクマ、ヤフオク	・安く仕入れられる ・個人の出品者が多い
実店舗	ハードオフ、BOOKOFF、ゲオ、イオシス、ソフマップ	・状況を見て確かめられる ・動作確認がしっかりしている ・ジャンク品がある

白ロムの仕入れでは、上記の表のように仕入れ先が多数あります。
リサイクルショップが自宅近くにない場合でも、ネットショップやフリマアプリを利用すれば遠方からも仕入れが可能です。

ネットショップの仕入れは、種類が豊富である点と、自宅から仕入れ可能な点で有利です。
また、フリマアプリも同様のメリットがありますが、個人出品が多く中には掘り出し物が眠っている可能性があるためチェックしてみましょう。

実店舗では、実物を見て確かめられる点や、お店の動作確認の信用が高い点で有利です。
また、動作が未確認でジャンク品の扱いになっていても、実際に使う分に問題はない端末も見つかる場合があります。
ただし、ジャンク品は端末の知識がないと、仕入れていいのか判断が難しくなるでしょう。

白ロム転売のやり方・流れ

白ロムを仕入れて転売をする場合は、以下の流れで仕入れから転売までやりましょう。
転売作業自体は難しくありませんが、白ロムの特徴から検品作業が重要です。

ネットか実店舗から白ロムを仕入れる

スマートフォンの転売では、インターネットと実店舗で商品仕入れができます。
市場にはたくさんの数が出回っており、基本的にスマートフォンは仕入れやすいジャンルです。

買い替えのために短期間で手放す人も多く、コンディションの良い商品も手に入れやすくなっています。

ネットではAmazonなどのネットショップやスマホメーカーの公式ストアなどがあります。
また、実店舗としてはゲオやハードオフなどのリサイクルショップが中古の仕入れ先としておすすめです。

検品作業を行なう

白ロムは、基本的に中古品の仕入れとなるため、検品の手間がかかります。
検品を怠って出品すると、購入者から悪い評価を付けられる恐れがあるため注意してください。

なお、白ロムの検品は以下をやります。

電源を入れて正常に起動しても、バッテリーが劣化している恐れや、カメラの不具合が出ている場合もあるためチェックします。
目立つ傷や汚れや不具合があるときは、出品詳細に詳しく記載してください。
部品を取るためのジャンク品としての需要があるため、問題が見つかっても正直に記載して出品してみましょう。

販売サイトに出品する

検品が終わり、売れるスマートフォンが揃ったら、販売サイトに出品します。
狙い目となる販売サイトはAmazonやメルカリ、ヤフオク!などです。
上記3サイトはスマートフォンが売れやすいサイトです。

商品ごとにどのサイトがより高値で売れるか判断しながら、出品しましょう。

白ロム転売の仕入れのコツ

白ロムだからといって、どれでも転売に向いているわけではありません。
できるだけ利益が出やすいスマホを選びたいので、次に紹介する点に注意しながら仕入れてみましょう。

需要のある人気商品を仕入れる

白ロムを仕入れるなら、需要の高い以下の端末がおすすめです。

需要の高さでいえば、iPhoneシリーズがあります。
iPhoneのSIMフリー端末や、SIMフリーではないiPhone5sも大手回線で使えるため白ロムとしておすすめです。

また、SIMフリー端末で海外でも使える、低価格帯のAndroid端末も人気があります。
Zenfoneは低価格でも高機能で人気があり、Zenfoneより価格は上がっても知名度の高さや機能性の良さからGoogle PixelやGalaxyも人気端末です。

日本の端末を仕入れたいときは、Xperiaを仕入れるといいでしょう。
定価が高いものは白ロムとしての需要があるためおすすめです。

評価の良い出品者から仕入れる

ネット上の売買では悪質な出品者も多く、売れない商品を仕入れてしまう恐れがあります。
そのため、ネット仕入れをする時は、必ず評価をチェックして、質の良い出品者から購入しましょう。

スマートフォンの転売では、白ロム以外を仕入れてはいけません。
赤ロムは売れませんし、黒ロム転売は違法です。

こうした売れない商品を避けるためには出品者を選ぶことも大切になります。
評価コメントの内容も、過去に悪質なトラブルを起こしていないか確認できるポイントです。

実店舗で仕入れる際には動作確認を忘れずに行なう

スマートフォンを実店舗で仕入れる際には、動作確認が必要となります。
気になる点は店舗スタッフに確認して、コンディションの良いものだけを仕入れましょう。

実店舗仕入れのメリットなので、最大限に活かすことが大切です。

付属品が揃っているものを仕入れる

白ロムは付属品がなくても転売できますが、付属品がすべて揃っている場合と比べて価格が下がってしまいます。
たとえば、外箱やケーブル類などがそろっている端末はないか探してみましょう。

最新機種の販売情報を常に把握しておく

スマホは新しい機種ほど高値で売れやすくなるため、情報収集をしておきましょう。
年に1回のペースで新しい機種が販売されており、モデルが新しくなれば古いモデルの価格が下がってしまいます。

最新機種の販売情報は、ネットニュースなどで確認可能です。

白ロム転売：まとめ

近年スマホは高性能になっており、端末価格が高騰しています。
しかし、高額な費用をかけられない、またはかけたくないケースで、白ロム購入の需要があります。

スマホは数年で新しい端末に買い替える人もいるため、中古の白ロムの仕入れは容易です。
端末を扱うことから精密機器で壊れやすいデメリットや、仕入れ価格の高騰というデメリットはありますが、需要の高さから転売の商材として向いているでしょう。

白ロムの転売に挑戦してみたい方は、紹介した内容を参考にぜひ始めてみてください。

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