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この記事の著者:中川 瞬 >>
勤めていた病院の利権争いと行政処分により給与が滞る事態から自らビジネスを開始。Amazon米国、カナダ、メキシコ、イギリス、インド、メルカリ、ヤフショ、ヤフオク、BUYMA、ebay米国、豪州、インド、Mercadolibre、ozon、etsy、BONANZA、ネットショップと一通り販売。現在は物販のシステム開発中心に活動。個人で稼ぐ力が必要であることを提唱し、忙しい会社員や、主婦がインターネットを使用して、安定した収入を得る支援をしている。 ▷中川瞬プロフィール |
こんにちは。中川瞬(@buppan_system)です。
この記事を読むことで、
- モノサーチとはChromeの拡張機能のリサーチツールについて知ることができる
- モノサーチの導入方法について知ることができる
- モノサーチの使い方・設定方法について知ることができる
- モノサーチの活用方法について知ることができる
この記事を書かせて頂いている私は、現在、輸出・輸入・国内の転売のノウハウをお伝えしています。
時間がない会社員の方や子育てをしている主婦の方に、指導や転売システムの提供をして、忙しくても副業で収入を得てもらっています。
それではモノサーチについて解説していきます。
物販を続けていて、「時間ばかりかかって、思うように仕入れが進まない」「売れそうな商品が見つからない」と感じる瞬間はありませんか。
仕入れは転売ビジネスに欠かせませんが、効率化を図れると利益アップにつながります。
この記事では、売れる商品を効率良く仕入れたいときに役立つツール「モノサーチ」を紹介します。
ネットショップや実店舗をひとつずつチェックする手間を省き、できるだけ安く仕入れたい人にはおすすめのツールです。
モノサーチの導入方法や基本的な使い方、設定方法、よくある質問を解説するので、試しに使ってみてください。
モノサーチとはChromeの拡張機能のリサーチツール
モノサーチとは、無料で利用できるGoogle chromeの拡張機能のひとつで、商品リサーチツールです。
Amazonをはじめ、ヤフーショッピングや楽天市場などのショッピングサイトへ出品中の商品の在庫数や、最安値の情報を簡単に取得できる機能などがあります。
あらゆるサイトの商品情報を一括で入手できるため、仕入れにかける手間を減らせます。
売れる商品を仕入れたいもののなかなか見つからなかったり、商品は見つかっても在庫が少なかったりと、商品リサーチに時間がかかることに悩んでいる人におすすめです。
モノサーチの基本機能(無料版・有料版共通)
モノサーチは無料版と有料版がありますが、まずは無料版から使い始めましょう。
無料版で利用可能な機能の中から、物販の作業効率アップに役立つ主な便利機能を解説します。
他サイトの商品情報の取得・表示

- 他サイトの最安値を表示
- 他サイトの在庫数を表示
- 新品と中古品を同時に比較
- 知りたい条件でランキング表示
下部のショッピングモールやフリマアプリの一覧から調べたいものをクリックするだけで、その中で扱う同じ商品の情報が一度に入手できます。
同じ商品を一覧で表示できるため、複数のサイトをまわって価格チェックせずにすみ、リサーチ効率がアップします。
新品だけでなく中古品も同時にチェックでき、中古品で利益をあげたい場合にも便利です。
ランキング表示されるので、最も安く仕入れられるショップがすぐにわかります。
価格推移グラフの表示

- 過去から現在までの価格推移
- 新品と中古品の価格
- タイムセール時の価格
モノサーチは、Amazonの価格推移ツール「keepa」との連携があり、商品の価格推移グラフも表示されるので、価格の移り変わりがひと目でわかります。
新品と中古品だけでなく、タイムセール時の価格まで同時にチェックできるため、仕入れ時の情報がすぐに入手できます。
keepaをまだ使ったことがない、そもそもkeepa自体初めて聞いたという人は、こちらの記事を参考にしてください。
基本的なkeepaの説明から使い方まで、詳しく解説しています。
他サイトの同じ商品ページにワンクリックでジャンプ
商品を検索すると、画面下部に各ショッピングモールやフリマアプリのボタンが表示されるので、知りたいところをクリックしましょう。
するとそのモールで扱う同じ商品が一覧で並びます。
参考画像を使って具体的に説明します。

モール名にカーソルを合わせると、画像のように現在調べている商品名が表示されます。
モノサーチでのリサーチが終わり、しばらく使わないときは右端にある「CLOSE」をクリックして閉じましょう。

FBAシミュレーターの自動入力と履歴表示

画面下部のバナーにはAmazonのFBAも表示があり、自動でFBA料金のシミュレーションができます。
FBAとはフルフィルメントのことで、購入者が商品を注文したあと手元に届くまでに必要な流れ全般を、出品者に代わって行うセラーサービスのひとつです。
サービスの利用には手数料がかかりますが、大量に売りたい場合は利用した方が利益につながりやすいです。
出品者がAmazonのFBAを使うには料金がかかりますが、モノサーチを通して調べるとゲストとして無料でFBA料金をシミュレーションできます。
使い方はモノサーチからAmazonFBA料金シミュレーターを開くと、自動で商品情報が入力され、あわせてASINも入力されるので経費計算が簡単になります。
有料版との違い
- 通常版よりも詳しいリサーチが可能
- Amazonなどの価格変動を追跡
- ライバル出品者の出入荷状況を追跡
- 広告の非表示
初心者のうちは通常版でも十分役に立ちますが、大きな売上を目指したい場合は、有料のPRO版の機能もあると効率良く稼げます。
仕入れ先やライバル出品者に関するより詳しい情報を入手し活用すると、売上アップにつながります。
広告の非表示により余計な情報が目に入らず、知りたいことだけに集中して情報収集できるところもメリットです。
モノサーチPRO版は月額4,980円で、お試し期間が2週間あり、年額は49,800円です。
年額で支払うと月額よりもかなりお得になるため、長くモノサーチ有料版を使う場合は年額をおすすめします。
無料で使えるモノサーチ通常版を使いこなしたら、有料のPRO版へのグレードアップも検討しましょう。
有料版の機能
商品ウォッチ:登録商品の価格の自動追跡
画像引用元:モノサーチ Chrome拡張 | 『作業効率』のアップ・『利益が出そうな商品』のリサーチならおまかせください!
「商品ウォッチ」は、気になる商品をモノサーチへ登録し、管理する機能です。
登録した商品はAmazonの出品価格と24時間自動で比較し続け、利益が出る商品が見つかると、デスクトップへ通知が出ます。
自分でサイトを回り商品価格を比較する時間が大幅に削減できるので、商品リサーチの時間がない人や短時間でリサーチをすませたい人向けの機能です。
出品者ウォッチ:ライバルの在庫数や価格の表示
画像引用元:モノサーチ Chrome拡張 | 『作業効率』のアップ・『利益が出そうな商品』のリサーチならおまかせください!
「出品者ウォッチ」は、他の出品者はどんな商品をどれだけ在庫に持ち、いくらで売っているかを一覧で表示する機能です。
ライバルの情報がわかるとライバルよりも売れやすい条件で出品できるため、先に販売し利益を得るチャンスが広がります。
販売だけでなく購入のタイミングもわかるので、売上を伸ばしている出品者の動向をチェックし売り方を学ぶこともできます。
物販初心者で売り方がわからない場合は、売れている出品者の売り方を見ながら慣れていきましょう。
モノサーチの導入方法
モノサーチを使った方が転売ビジネスの効率化が図れると感じれば、さっそく導入しましょう。
特別なソフトやアプリを購入する必要はなく、Google Chromeが入っていれば拡張機能をインストールするだけです。
インストール方法は、無料の通常版と有料のPRO版のどちらも差はないため、ここでは始めやすい通常版の導入方法を紹介します。
以下のリンクから、導入したい方を選んでクリックしてください。
以下のページが表示されたら、右の方にある「Chromeに追加」のバナーをクリックします。
「追加しますか?」の質問が出てくるので、「拡張機能を追加」をクリックしましょう。

すぐにインストールが始まり、短時間で終わります。
インストールが完了するとモノサーチについての説明文と説明動画が表示され、画面下部にAmazonや楽天市場などの名称が並んだカラフルなツールバーが追加されれば完了です。
説明画面のトップに、「どのようなサイトで、主に使用される予定ですか?」と質問があるため、仕入れではなく販売に使う場合は「アマゾン出品・ネット仕入れ全般」を選ぶと出品者向けメニューに変更されます。
この設定はあとで変更できるので、仕入れ・販売それぞれに合わせて使い分けるとモノサーチのメリットを活かせます。
モノサーチの使い方・設定方法
モノサーチの追加が完了したら、仕入れたい商品の検索を始めましょう。
モノサーチの基本的な使い方と設定方法を学べば、仕入れの効率アップにつながります。
商品名(キーワード)の変更

調べたい商品名を検索するとモノサーチが自動で商品情報を取得し、下部左の方にあるドックへ自動入力されます。
商品名を変えて検索したい場合、「キーワード編集」をクリックすると、バーの上に入力欄が開き変更できます。
リンクボタンの追加・削除・入れ替え
画面下部にあるショッピングモールやフリマアプリ名が並ぶリンクボタンは、自由にカスタマイズ可能です。
見やすい並び順への変更や使わないサイトの削除をして、使いやすい状態にととのえましょう。
リンクボタンの並ぶバー右端の「CLOSE」の隣にある「OPTION」をクリックすると、下の画像のような設定変更画面が開きます。

使いたいリンクボタンが表示されていないときは、設定画面の下方にある「リンクボタン設定」で該当するものを見つけ、チェックボックスへチェックを入れましょう。
自動で指定したリンクボタンが画面に増え、不要なリンクボタンがあればチェックを外すと削減できます。
使いやすい並び順へ変更するには、左の方にある「順序」の列の三本線アイコンをクリックし、入れたい箇所までドラッグします。
設定画面の基本的な使い方を一覧表にまとめたので、活用してください。
順序 | リンクボタンの表示順を入れ替える場合に使用します。 |
---|---|
マルチリンク | 「まとめて」ボタンをクリックした場合、一気に検索させたいサイトにチェックを入れます。 |
サイト名 | リンクボタンに表示するサイト名です。 |
URL | 商品検索に必要なURL(ホームページアドレス)です。 |
キーワード 優先度 |
検索する場合のキーワードタイプです。左から優先順位が高くなります。 |
文字コード | 検索・巡回するサイトの文字コードです。ほとんどの場合は「URF-8」のままで大丈夫です。 日本語のサイトでキーワードが文字化けする場合は「SJIS」に変更してみて下さい。 |
削除 | ドックからリンクボタンを削除したい場合に使用します。 |
ドックの非表示

モノサーチを拡張機能に追加すると、Chromeを開いている間ほとんどのサイトで画面下に「ドック」というバーが表示されます。
使わないときにドックがあると画面が見づらい場合は、右端の「CLOSE」をクリックすると非表示になります。
表示させたいときは同じ場所にある「OPEN」をクリックすると、元通りです。
モノサーチの活用方法
モノサーチの便利な機能を使いこなすほど、売上や利益アップにつながります。
モノサーチの有効な活用方法を3つ紹介するので、まだ取り組んでいない場合はさっそく始めましょう。
店舗仕入れ時の参考にする
モノサーチは、ネット上のショップモールやフリマアプリの価格比較情報を入手できるので、その情報をもとに実店舗でリサーチを行うと利益が出るかどうかがわかります。
モノサーチの情報よりも実店舗の方が安ければ、仕入れて売ると大きな利益につながる可能性があります。
そのため、店舗仕入れにもモノサーチの情報は有益です。
グラフで売れ行きと価格推移を確認してから仕入れる
モノサーチ通常版でも表示される、売れ行きと価格推移グラフを確認し、売れる可能性を見極めてから仕入れましょう。
商品価格が安いことだけで判断し仕入れると、売れずに損をする可能性があります。
安定して利益を得るには、価格が頻繁に変動し売れていると確認できた商品だけを仕入れることです。
有料のモノサーチPROでは、登録した商品の価格変動を自動監視し、利益が大きいときに通知するシステムがあります。
物販である程度稼いでおり、仕入れどきを逃したくない場合は有料版の導入もおすすめです。
ライバルの動向を仕入れ判断に利用する
有料のモノサーチPRO版のみの機能ですが、「出品者ウォッチ」を活用するとライバルの仕入れ動向をチェックできます。
仕入れる商品のラインナップや在庫の量、価格設定などの情報を入手できるため、ライバルより売れるための工夫が可能です。
モノサーチに関するよくある疑問
モノサーチを使い始めると感じやすい、よくある疑問の解決方法を説明します。
気になる部分をすっきりさせて、スムーズにモノサーチを活用しましょう。
Keepaとの連携方法は?
「Keepa」もChromeの拡張機能のひとつで、Amazonの価格変動履歴や在庫状況をグラフでチェックできるツールです。
KeepaをChromeの拡張機能へ追加すると自動でモノサーチと連携でき、商品情報の欄に価格推移のグラフが表示されます。
ただしAmazonへ出品中の商品のみの機能なので、欲しい商品があればできるだけAmazonで検索すると情報を入手しやすくなります。
モノサーチはスマホでも使える?
モノサーチはブラウザのGoogleChrome拡張機能のため、スマホアプリでの提供はありません。
iPhoneとAndroidのどちらも対応はないので、パソコンから閲覧しましょう。
ただし有料のモノサーチPRO版の商品ウォッチのみ、モバイル端末でも閲覧できます。
モノサーチが表示されない場合は?
追加したモノサーチが表示されないときは、画面右下にドックを閉じた状態の「OPEN」がないか確かめましょう。
商品ページにグラフや表が載っていない場合、ドックは閉じたままです。
隠れて見えない場合があるため、アドレスバー右端を左へ向かってドラッグする方法も試してみてください。
拡張機能が無効になっている場合は、以下の手順で有効にしましょう。
- 画面右上の点が3つ並んだアイコンをクリック
- 「その他のツール」→「拡張機能」の順に選択
- 拡張機能のオン・オフを設定
もし今まで表示されていたにもかかわらず、急に消えた場合はパソコンを再起動してみてください。
輸入販売や電脳せどりの拡張機能について、さらに知識を深めたい場合はこちらの2記事もおすすめです。
モノサーチ:まとめ
モノサーチはGoogleChromeの拡張機能のひとつで、効率良く仕入れてより利益の大きいときに売るには欠かせないツールです。
無料の通常版から利用し、慣れてきたら有料のPRO版へアップグレードすると、欲しい情報が入手しやすくなるでしょう。
ネットでの仕入れだけでなく実店舗仕入れでも情報を活用できるので、試しに導入しても損はないツールです。
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