メルカリで洋服が売れやすいと聞いて出品しても、売れないことがあります。

そんな売れやすい洋服がなぜ売れないのか?

この記事では、洋服が売れない原因と原因別の解消法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

当メディア（物販ラボ）では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。

記事の最後では「メルカリスタートマニュアル」を配布しています。ぜひ最後まで読んでいただき、活用してください！

メルカリに出品した洋服が売れない理由

メルカリに洋服を出品しても売れないときは、原因を明らかにしましょう。

そもそも売れない・売れにくい洋服を出品している

メルカリに限ったことではありませんが、売れない洋服というものがあります。

誰が販売しても売れない洋服をメルカリに出品しても意味がないため、次に紹介する要素の洋服を扱っていないかチェックしましょう。

派手な柄や色の洋服をメルカリに出品しても売れません。なぜなら、日本人は無難な洋服を選ぶことが多いからです。

たとえば、無地で手持ちの洋服に合わせやすく、色もベージュや黒など基本となるカラーを好む傾向があります。

また、万人に受け入れられないデザインの洋服も注意が必要です。

流行だからといって奇抜なデザインの洋服をメルカリで売ってもその時期しか売れませんが、ストレートデニムやトレンチコートのような普遍的なデザインの洋服は長く売れます。

上記2つの要素に当てはまらない洋服なら、売れない商品かもしれません。

メルカリで売れない洋服の特徴②：ノーブランドもしくは無名ブランド

参照：mercari

メルカリでは、ファストファッションのブランド服がよく売れています。

たとえば、ユニクロ・ナイキ・アディダスなどの日常で使いやすく、比較的安価で幅広い世代の人が購入しやすいブランドが人気です。

このような傾向から、ノーブランドの洋服をメルカリで出品しても売れません。ブランド服であっても、知名度の低いものは売れないでしょう。

メルカリでファストブランドが売れる理由は、欲しい人が多く、メルカリの検索ワードで探す人の目に留まりやすいからです。

また、着たことがあるブランドならサイズ感や素材の特徴がわかっているので、メルカリのようなネット取引でも安心して買えることも売れる理由としてあります。

メルカリで売れない洋服の特徴③：汚れ・ダメージがひどい

使用感が強くダメージや汚れがある洋服は、メルカリで売れないのは当然でしょう。

たとえば、靴の底がすり減っている、毛玉が多いニット、首がよれよれになったTシャツなどは、メルカリで売れたとしてもかなり安くなります。

また、新品に近い中古品であっても、シワだらけの洋服は売れません。写真を撮影する前にアイロンをかけて、見た目を改善する努力はするようにしてください。

メルカリで売れない洋服の特徴④：古着全般

上記の口コミのように、メルカリのような不特定多数が販売するショップでは、古着を買いたがらない人が大半でしょう。

その理由は、古着屋なら衛生面の信頼度が高いのですが、メルカリに出品している人はすべての人が衛生面に気を使っているかわからないからです。

たとえば、古着屋としてお店を構えているなら、信用を落とすことはしないでしょう。買取の段階で汚れやダメージをチェックし、商品として扱える古着を扱うはずです。

ところが、メルカリは個人の判断にゆだねられることになり、お店のような信用を重視しているとは言いきれず、次のようなデメリットがあります。

• 誰が着たのかわからない
• ちゃんと洗っているかわからない

このような理由から、メルカリで古着は売れないと思っておいてください。

販売方法に問題がある

メルカリで売れない洋服は、売り方を間違っているケースがあります。洋服自体は売れるものでも、売れる時期や価格を間違っている場合や、商品そのものが目に留まらないと売れません。

販売方法の問題①：シーズンオフの洋服を出品している

メルカリに洋服を出品するなら、季節を先取りしなければなりません。

一般の洋服店でも同じことですが、春物を出すなら2月ごろから、夏物なら5月ごろから、秋物は7月ごろから、冬物は10月ごろからといったように、少し早めに商品を出していることがわかります。

しかし、時期が早すぎても遅すぎても、誰の目にも留まらないため売れない洋服になります。たとえば、夏にダウンコートを販売している、卒業式の洋服を3月に販売しているケースです。

洋服をメルカリに出品する目安は、シーズンが始まる1〜2か月前です。少し前からメルカリで洋服を探す人が増えているため、売れる確率がアップするでしょう。

・（関連）メルカリで再出品しても売れないのはなぜ？裏ワザをご紹介！

販売方法の問題②：価格設定が高すぎる

メルカリで洋服を買う理由は、市場より安く買えるからです。それなのに高い値段設定のまま洋服を出品していれば、誰も欲しがりません。

とくにメルカリは、同じ商品の価格を比較できる特徴があります。

似たような商品が販売されていることもあるため、メルカリで洋服を買う人は「少しでも安いものを買いたい」と思って商品を探しています。

このような理由から、メルカリに洋服を出品するときは、価格相場を調べましょう。

メルカリに同じ商品が出品されているなら、他の出品者よりも安く出品すると、早く売れるようになります。ただし、価格競争になると利益が少なくなるという問題は考慮してください。

販売方法の問題③：商品の魅力を伝えられていない

メルカリでは、写真や商品説明欄でしか商品の特徴がわかりません。

実際に手に取って比較できないため、ユーザーに商品の魅力が伝わらなければ、あえてその商品を購入したいとは思わないでしょう。

メルカリに出品するなら、魅力的な写真を掲載し、商品情報を細かく記載するようにします。
さらに商品の魅力が伝わるよう、次の要素も含めるとベターです。

メルカリに出品する人によっては、セールスマーケティングを学ぶケースもあります。

それくらい言葉で魅力を伝える要素は、売るために重要だからです。商品説明ではスペックを重視するのではなく、感情に刺さる言葉を使いましょう。

販売方法の問題④：商品を上位表示させる工夫をしていない

そもそも、出品した商品が見られていなければ、売れないのは当然です。見られないとは、検索上位に表示されていないという問題があります。

メルカリには毎日大量の商品が出品されており、上位にある商品しかほぼ見られていません。

メルカリは出品したばかりの商品は上位に表示されますが、時間が経つと下がります。また、誰も見ない時間帯の出品や、キーワードを入れない出品も閲覧数は下がるでしょう。

メルカリで売れやすい服の特徴3つ

1. 実用性が高い

実用性がある服は需要が高いです。

実用性が高い服は流行に左右されにくく、少し昔の物でも売れる可能性は十分あります。
また普段使いとは異なるため安く購入できれば、と求める人は多いです。

2. ファストファッションブランド

先ほど記述したように、流行を取り入れたファストファッションブランドは、メルカリでよく売れます。

ただし、あまり状態のよくない物は売れにくく、安価となってしまいますので注意しましょう。

3. 流行

流行の服はすぐに着なくなることも多いため、あまりお金をかけたくないと考える人が多いです。
流行している時期は需要が高く、多少高くてもすぐに売れることが期待できます。
ただし、ブームが過ぎると売れなくなる可能性があるので、売るタイミングの判断が重要です。

メルカリで洋服を売れないときに試したいコツ・アイデア

メルカリで洋服が売れない原因がわかったら、それぞれに対する工夫をしましょう。どのような対処方法があるのか、項目別におすすめのアイデアを紹介します。

商品の魅力が伝わる写真に差し替える

メルカリで洋服が売れるかどうかは、写真にかかっていると言っても過言ではありません。その理由は、人は8割を視覚から情報を得ているといわれるからです。

洋服は床に置いて撮影しがちですが、ハンガーにかけて撮影すると立体感が出ます。白い壁を背景にすると洋服が明るく見えやすく、余計な物が写りこみません。

可能であれば、帽子やサングラスなどの小物を添えて、着たときのイメージを伝えやすくするといいでしょう。

洋服にシワがあると印象が悪くなるため、事前のアイロンがけは必須です。また、ブランドタグやロゴを撮影する理由は、偽物を避けたい人に配慮するためです。

できれば洗濯タグも一緒に撮影して、素材の特徴や洗濯方法がわかると、商品説明欄よりも内容が伝わりやすくなるためおすすめします。

・（関連）メルカリの商品写真撮影のコツ！手間を抑えてスマホで売れる写真を撮ろう！

商品説明を詳細に記載する

商品説明欄の内容を充実させると、ユーザーに情報が伝わりやすくなり、検索にも引っ掛かりやすくなります。記載できる情報があれば、多く書くほうが有利になります。

ブランドの洋服を出品するなら、公式サイトを参考に正式名称で記載します。名前を省略した呼び方や、一般的な名前があれば一緒に記載しましょう。

洋服の洗濯タグ・サイズ・カラーは、公式サイトの情報と実寸を記載します。撮影した写真で色が違って見える恐れがあるときは、「グリーンに近いカーキです」など見え方の補足があると親切です。

洋服に難があるときは、偽らずに正確に伝えるようにします。

嘘をついてあとでクレームが来ると問題ですが、事前に伝えておけばユーザーは許容して購入しているためトラブルを防ぐことができます。

・（関連）メルカリで売れる商品説明の書き方のポイントはこちら

「100円値下げ」をしてみる

メルカリに出品している洋服が売れないときは、「100円値下げ」を使いましょう。100円値下げすると新着商品に分類され、検索上位に表示されるようになります。

この機能は24時間に1度のみ有効なので、24時間経過して売れなければ再度100円値下げして、検索上位に表示させることも可能です。

ただし、100円値下げした商品を100円値上げし、再び100円値下げする方法は使えません。一度100円値上げしても、再出品でこれまでの最低金額になれば検索上位に表示されます。

NG例は最後の2,900円で上位表示されませんが、OK例は最後の2,800円が最低金額となり上位表示の対象となります。

送料を出品者負担に変えてみる

参考：mercari

メルカリが人気の理由のひとつに、「送料込み商品」があります。ヤフオク!でも送料込み商品はありますが定番ではなく、業者販売も多いためメルカリほど普及しませんでした。

ところがメルカリは個人間取引が基本で、送料込みにして購入者の手間を省く出品方法が主流となっているため、メルカリで洋服が売れないときは送料込みで出品しましょう。

支払方法はシンプルなほうが個人間では喜ばれるため、メルカリの出品は「送料込み」扱いにして、検索の絞り込みの「送料込み」でヒットしやすくしましょう。

出品時間を変更してみる

出品する洋服のターゲットに合わせて、出品時間を変えましょう。新しく出品すると検索上位になるため、欲しいと思っている人の目に留まりやすくなります。

サラリーマンを対象にメンズやレディース服を出品するなら、朝の通勤時間やお昼休憩などの、メルカリの商品をチェックできる時間帯がいいでしょう。

専業主婦であれば、家族を送り出し家事を終えた時間帯の出品がおすすめです。

21時〜22時は最強の時間帯で、最もメルカリで取引量が多くなり幅広い人に注目されますが、深夜の時間帯は避けてください。

・（関連）メルカリ検索上位表示には再出品する方法が定番！再出品の注意点はある？
・（関連）メルカリを再出品するタイミングは？売れるために適切な時を見極めよう

商品の特徴を押さえたキーワードを追加する

メルカリで商品を探す人は、いろいろな検索ワードを入力します。そのため、1つのキーワードで狙うのではなく、複数のキーワードを盛り込みましょう。

「ユニクロワンピース」であれば、「Uniqlo U」などのコレクション名やブランド名と、「夏」のような季節キーワードを入れましょう。

商品の特徴としては「かわいい」や「プリーツ」などのキーワードがあります。

・（関連）メルカリせどりで売れないときの対処法とは？原因と改善のヒント

セット売りをしてお得感を演出

1着で売れないときは、セット売りにしましょう。同じカテゴリやメーカーのアイテムをまとめることで、売れやすくなります。
セットにすると1枚あたりの単価が安くなりますが、購入者からするとお得感が出ます。
お買い得感に惹かれて購入してくれる事も多いので、1着で売れないときはまとめ売りを試してみてください。

オリジナルハッシュタグを使って他の商品に案内する

商品説明欄の最後に関連ブランドのハッシュタグを付けると、ユーザーの検索結果に表示されやすくなります。
ハッシュタグにはアイテム名を詳しく書いておきましょう。魅力的な商品があれば、他の商品も見てもらいやすくなります。
オリジナルハッシュタグをクリックしてもらえるように、写真や商品説明欄を充実させ、気に入った商品があれば、追加で購入してもらえる可能性も高まります。

メルカリで洋服がどうしても売れないときの売却方法

そもそもメルカリでは、洋服ジャンルは売れにくい分類です。

もともと売れにくいジャンルなので、人気のファストブランド・定番ブランド・子ども服でなければ、出品した洋服が売れ残る恐れがあります。

メルカリで売れない洋服なら、執着せずどこかで見切りをつけましょう。売れない洋服の処分方法で迷ったら、次に紹介する方法を参考にしてください。

また、メルカリで売れやすいものの見つけ方は、下記の記事で説明しています。

・（関連）メルカリで売れるものは？定番から季節商品まで徹底解説

ネット宅配買取サービスを使用する

ネット買取は店舗費用の経費がない分、高価買取となる傾向があります。実店舗に洋服を持ち込む前に、無料査定を利用してみるといいでしょう。

ネット買取は、査定してもらいたい洋服をダンボールに詰めて指定の場所に送ります。事前の連絡や梱包の手間はかかりますが、家に居ながら査定を依頼できるのがメリットです。

ただし、お店によって買取できるブランド名を指定している場合があります。

ファストブランドはNGの場合や、査定まで1〜2週間かかるなどのデメリットもあるため、事前に詳細を確認するようにしてください。

店頭買取を使用する

店舗買取は、その場で査定が可能で、即現金化できるのがメリットです。早く洋服を売ってしまいたいときは便利なサービスでしょう。

ただし、ネット買取と比べると査定価格が下がる傾向にあります。買取スタッフの商品知識がなく、ブランド服でも買取価格が下がる恐れもあるでしょう。

ただし、すぐに現金化したいときや、買取の量が多いときは利用してみる価値はあります。

フリーマーケットに参加して販売する

メルカリで売れ残ってしまったノーブランド品は、フリーマーケットへの出品がおすすめです。

自分で販売する手間はかかりますが、ダメージ品でも実際に見て購入を判断できるため、売れる可能性はあります。

フリーマーケットのデメリットは、出店料の負担があることと、時間の拘束がある点です。売りたい洋服の数が多いときや、売る工程を楽しみたい場合におすすめします。

メルカリで洋服が売れない理由・解決策まとめ

売れない時は、それぞれ原因を突き止めましょう。そもそも売れる商品ではないケースと、または売り方が悪いケースがあります。

紹介した対処法を試してもまだ売れ残るようなら、早く現金化して次の仕入れ資金に回した方が良いです。

もし売れない洋服を仕入れてしまったとしても諦めず、対応をしていきましょう。

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