2023.09.23 投稿
2024.05.31 更新
ヤフオクのまとめて取引のやり方を解説
ヤフオクのまとめて取引のやり方について解説をします。
- ヤフオクのまとめて取引
- ヤフオクのまとめて取引のやり方(落札者の手順)
- ヤフオクのまとめて取引を利用する際のポイントや注意点
などヤフオクのまとめて取引について紹介しているので、まとめて取引の追跡のことで悩んでいる方は、ぜひ続きを読み進めてみてください。
当メディア(物販ラボ)では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。
記事の最後では「ヤフオク!スタートマニュアル」を配布しています。ぜひ最後まで読んでいただき、活用してください!
Amazon・Yahooショッピング!でのネット物販の専門家。前職はトラックドライバーで40代半ばから副業でネット物販を開始。4ヶ月で本業の収入越える。200名以上のネット物販のサポート、在宅で出来るネット物販の指導にてストアカアワード受賞の講師。SNS:Twitter・LINE
松下 隆史のプロフィール
物販ラボ運営責任者、アマラボ(物販ツール)の共同開発者、Amazon、ebay、Yahoo!ショッピング、ヤフオク、BUYMA、メルカリ、ラクマ、ヤフオクフリマ、Mercadolibre、etsy、BONANZA、ネットショップとあらゆる販路で販売。
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中川 瞬のプロフィール
ヤフオクのまとめて取引とは?
ヤフオクのまとめて取引とは、複数の商品を同じ出品者から落札した場合にまとめて発送する機能です。たとえば4つの商品を落札したとき、出品者が同じ場合にまとめて梱包し送ってもらう方法です。
サイズの小さい商品などはまとめると配送料を抑えられ、決済手続きが一度で済むメリットがあります。ヤフオクのまとめて取引を利用するには、利用条件を満たすことが必要です。
ただし、場合によってまとめて発送した方が送料が高くなる場合もあり、注意しましょう。
まとめて取引を使うメリットはあるの?
まとめて取引を使う主な利点は、
- 複数の商品を一括で取引できる便利さ
- 送料の節約
- 支払い手数料の節約
などがあります。一方で、まとめて取引にはルールや条件があり、それを把握していないとトラブルに発展する可能性があるため、ルールを理解した上で適切に利用する必要があるということです。
ヤフオクのまとめて取引のやり方(落札者の手順)
まとめて取引を希望するときは、取引ナビ上で手続きを行います。以下の手順ごとに説明するので、複数の商品を落札したい場合は参考にしてください。
- 取引ナビで「まとめて取引をはじめる」を選択
- 届け先の都道府県を選択後「まとめて取引を依頼する」をクリック
- 内容を確認し「決定する」クリック
- 出品者の同意と連絡を待つ
- 取引開始
取引ナビで「まとめて取引をはじめる」を選択する
まとめて取引の対象となる商品の対象となる商品がある場合、「この商品はまとめて取引ができます」と表示が出ます。対象商品一覧が表示されたら「まとめて取引をはじめる」をクリックしましょう。
対象商品が6つ以上ある場合は隠れていますが、「他のすべての商品を表示する」をクリックすると表示されます。
届け先の都道府県を選択後「まとめて取引を依頼する」をクリックする
「商品を受け取る都道府県」のドロップダウンリストから、該当する都道府県を正確に選びます。
出品者はここに登録した都道府県をもとに送料の再計算をするため、正しく地域を入力しましょう。
内容に問題がなければ「決定する」を選択する
表示された確認画面の内容をチェックして、間違いがなければ「決定する」を選択します。もう一度、都道府県に間違いがないか確かめましょう。
出品者の同意・送料連絡を待つ
まとめて取引を依頼すると、出品者が同意するか断るかを判断して連絡します。出品者が同意すればまとめて取引する場合の送料や配送方法のメッセージが届きます。
ただし、落札時の送料や配送方法から変更になる可能性があることを知っておきましょう。出品者が断った場合はひとつずつの手続きになるため、それぞれの取引ナビで進めます。
取引を開始する
まとめて取引に関する連絡を出品者とし終えたあとは、通常どおりの流れで取引を進めます。Yahoo!かんたん決済で支払う場合、取引に使う取引ナビよりひとつにまとめて支払いましょう。
評価は商品ごとにつけてもまとめてでもつけられますが、ひとつずつ評価した場合の総合評価は最後につけたものになります。
ヤフオクのまとめて取引を利用する際のポイントや注意点
便利で経費節減にもつながるヤフオクのまとめて取引ですが、条件にあてはまる場合のみ利用できます。確実にまとめて取引を利用するために、ポイントや注意点を説明します。
利用には条件を満たす必要がある
まとめて取引の利用条件 | 詳細 |
---|---|
同一の出品者から72時間以内に落札した商品 | 同一出品者から72時間以上経過したものはまとめられない |
取引ナビで取引開始前の商品 | 取引が始まっている商品はまとめられない |
依頼する商品を含め20件まで | 落札日時の古いものから20件まで |
商品設定が同じ商品 | Yahoo!かんたん決済のPayPay(クレジット)※旧あと払い/クレジットカード利用不可カテゴリ、Yahoo!かんたん決済のPayPay(残高)利用不可カテゴリ、商品発送元エリア、送料負担(出品者・落札者) 以上の条件が同じ商品に限る |
落札者の評価が6以上 | 落札評価が満たなければまとめられない |
その他 | 着払いの商品、過去にまとめて取引を拒否された商品、ヤフオク!ストアの商品、システム利用料の料金体系が通常と異なる商品はまとめられない |
条件の中でも、同一出品者から72時間以内に落札した商品のみまとめて取引が可能なため、同梱したい商品同士の落札は早めに行いましょう。
対象にならない商品は「まとめて取引を依頼する」画面が現れないので、依頼すらできないからです。
ヤフオクのまとめて取引ができない場合について、より詳しく知りたいときはこちらの記事も参考になります。
送料がむしろ高くなるケースもある
商品をまとめた結果、かさばって送料がかさむケースもあります。単品での発送は定型郵便が利用できたものの、複数まとめた場合厚みも出てしまい、定型外郵便になり倍以上の送料がかかることもあります。
必ず送料が安くなると思って申請すると損をする可能性があるので、発送方法などを見て検討してから連絡しましょう。
まとめて取引の送料について詳しく知りたいときは、詳しく書いた記事がありますので、参考にしてください。
まとめて取引にして欲しい商品を選択・指定できない
まとめて取引を申請すると、72時間以内に落札した商品全てが対象になり、落札者側で選択や指定はできません。
もしまとめたくない商品があるときは、先に取引を始めておき、まとめて取引可能な商品の一覧へ表示させないようにします。
申請して許可されたあとで一部の商品を除いて欲しいと伝えても、出品者は対応できないので注意しましょう。
クーポンが利用できなくなるケースがある
まとめて取引に変更すると、最初の商品がクーポンの利用条件を満たした場合のみ適用になります。
2つめ以降の商品でクーポン適用条件を満たしても使えないため、最初の商品で使いましょう。
ヤフオクで商品を仕入れる場合、クーポンでの割引は利益アップにつながります。まとめて取引を申請する前に、ひとつめの商品がクーポン利用可になっていることを確認しましょう。
もし対象外の場合はひとつめの商品を単品で取引し、2つめ以降の商品をまとめる方法もあります。
・(関連)ヤフオクのクーポンの使い方はこちら
まとめて取引依頼後は一部商品の除外はできない
まとめて取引を依頼し出品者が同意した場合は、あとから一部商品を除外できません。出品者側には、落札者からのまとめて取引の依頼に対して、受けるか断るかのふたつしか選択肢がないからです。
申請後に除外したい商品があると連絡しても、出品者では対応できません。まとめた結果、送料が思ったよりかかるため一部の商品を単品の取引にしたいと伝えても、出品者に対応する手段がありません。
まとめたくない商品があるときは、あらかじめ単品で取引をスタートし、まとめて良い商品だけにしてから申請しましょう。
キャンセルができない
出品者がまとめて取引に同意した後からはキャンセルできないので、慎重に考えてから依頼しましょう。
商品が破損してしまうリスクがある
商品によっては、まとめると商品の破損リスクが高まるものもあります。送料を抑える目的でまとめて取引を選んだ結果、届いた商品に傷などがあると、転売のために仕入れた商品は販売できなくなります。
正しく梱包してあるにもかかわらず破損した場合は、発送方法によって補償がある場合もありますが、普通郵便などは補償を受けられません。
重ねたりまとめたりして送ると商品同士の摩擦やぶつかり合いで、小さな傷がつくこともあります。
しかしその可能性があることも含め、まとめて取引を申請しているので、出品者ができる限りの梱包をしたことは責められません。
まだヤフオクでの落札・購入経験が浅い人は、こちらの2記事が役に立ちます。これからヤフオクでしっかり稼ぎたいときは目を通してみてください。
・(関連)ヤフオクでの購入方法・注意点はこちら
ヤフオクのまとめて取引を行う方法:まとめ
ヤフオクのまとめて取引を行うと、送料が安くなり決済の手間が減るメリットがあります。商品によってはまとめた方が送料が高い場合もあるので、まとめる商品の送料がいくらくらいになりそうか、単品で発送してもらった場合と比較してから申請しましょう。
まとめて取引は全ての取引が対象ではなく、落札後72時間以内の商品など条件があるので、まとめたい商品が対象か確認して申込みましょう。
物販ラボでは「ヤフオク!スタートマニュアル」も無料配布しています。
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