Amazon転売に具体的なやり方や稼ぐ方法を解説をします。

• Amazon転売の始め方
• 効率よく稼ぐ方法
• 成功するための心得
• よくある疑問

転売で成功したい人向けのコツも紹介していますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

当メディア(物販ラボ)では1000名以上の方に転売・物販の指導実績があり、こちらの記事はネット販売の経験が8年の経験と知見による内容になっています。

記事の最後では「ネット販売スタートマニュアル」を配布しています。ぜひ最後まで読んでいただき、活用してください！

【手順解説】Amazon転売の始め方

初めに、Amazon転売の始め方の流れを紹介します。
アカウントの作成から商品の発送までが一連の流れとなるので、確認しておきましょう。

0.amazon転売に必要なものをそろえる

まずは以下の必要なものをそろえましょう。
特別な道具は必要ありませんが、以下のものは最低限必要になります。

• パソコンやスマホ
• クレジットカード
• プリンター
• 仕入れ資金
• リサーチツール
• 中古販売なら古物商許可証

高性能なパソコンやスマホは不要で、資金が少ないなら中古でも大丈夫です。
スマホひとつだけでも転売できなくはありませんが、スマホだと画面が小さいので、作業効率を高めるためパソコンがあるといいでしょう。

仕入れ資金は現金で準備するか、クレジットカードで後払いにすることもできます。
プリンターは商品発送時の明細書や送り状などを印刷するときに必要です。
リサーチツールは後ほど詳しく解説しますが、無料と有料のものがあるので、好みのものを準備してください。

1.一般アカウント作成

Amazon転売では、まずAmazonの一般アカウントを作成します。
一般アカウントはAmazonで買い物をするためのアカウントで、無料で作成が可能です。

まずは、Amazon公式サイトにアクセスしましょう。
右上にある「こんにちは、ログイン アカウント＆リスト」にカーソルをあわせて「初めてご利用ですか？新規登録はこちら」をクリックしましょう。

するとアカウント作成画面が出るので、必要事項を入力し「次に進む」をクリックします。

2.出品用アカウント作成

続いて、Amazonの出品アカウントを作成します。

出品アカウントは「セラーアカウント」と呼ばれており、登録には本人確認が必要です。
スムーズに登録するため、以下のものを準備しておいてください。

• 認証のための電話番号
• メールアドレス
• クレジットカード
• 銀行口座
• 本人確認の身分証

身分証はパスポートか運転免許証が必要です。
あわせて過去180日以内のクレジットカード・ネットバンク・預金通帳の取引明細や残高証明書も用意しておきましょう。

先ほど作成したAmazon一般アカウントにログインしてください。
Amazonトップページの一番下までスクロールして、「Amazonで売る」をクリックします。
すると、Amazonセラーセントラルのページに移動するので、「さっそく始める」をクリックして登録画面に進みましょう。

続いてビジネス情報の入力画面で、事業所の所在地・事業区分・名前を入力します。
運営責任者の情報では、名前・国籍・出生国・性別・生年月日・住所・ワンタイムパスワード取得の電話番号入力が必要です。
請求先情報にクレジットカードを入力したら、ストア名を決めて、最後に本人確認書類をアップロードしてください。

3.商品リサーチ

Amazon出品者アカウントを作成したら、何を売るかリサーチしましょう。

ここでポイントとなるのは、「売れる商品」を選ぶことです。
よく転売初心者が間違ってしまうのは「売りたい商品」を選んでしまうことで、売れなければビジネスが成り立たないため注意してください。

何を売るといいかは、リサーチツールを使うと効率がよくなるのでおすすめです。
ツールを使うと自分の感情の影響がなくなり、機械的に売れる商品を選べるようになります。

4.仕入れ

先ほどリサーチしたAmazonで売れる商品を実際に仕入れていきましょう。

同じ商品を仕入れる場合でも、仕入れ先は多数あります。
以下の仕入れ先から自分にあった仕入れ先を選んでください。

• 地域にある量販店
• 地域にある中古ショップ
• 新品を狙うネットショップ
• 中古を扱うネットショップ

たとえば、量販店ならドン・キホーテやヤマダ電機などのお店があります。
中古品を扱う実店舗では、ブックオフやセカンドストリートなどです。
ネットショップは新品を狙う楽天市場やYahoo！ショッピング、中古を狙うメルカリやヤフオク！などがあげられます。

仕入れ先は、近くに店舗があるのか、ポイント還元などお得に使えるか調べましょう。
どの仕入れ先でも問題ありませんが、「仕入れ値を抑える」ことは重視して選んでください。

5.商品を出品

商品を仕入れたらAmazonに出品します。

Amazonでは同じ型番の商品を出品する際に、新たな商品ページの作成がいりません。
すでに同じ商品が出品されていれば、そのページに出品することができます。
この方法は「相乗り出品」というもので、販売価格や送料を決めて出品するだけでよく、商品画像や説明文などの入力なしで出品が可能です。

Amazonで取り扱いのない新商品は申請が必要になるため注意してください。

また、Amazon出品は、自己発送とFBAのどちらかを選ぶ必要があります。
自己発送は注文が入ったら自分で購入者充てに発送する方法で、FBAはあらかじめAmazon倉庫に商品を納品して売れたらAmazonが発送する方法です。
どちらの発送方法を選ぶかを、出品の際に決めましょう。

6.商品が売れたら発送

商品が売れた際の発送方法は、自己発送とFBAで手順が異なります。

自己発送で出品中の商品が売れたら、Amazonから注文確定メールが来ます。
続いて、セラーセントラルにログインして「未出荷」から「納品書の印刷」を選んで納品書を準備しましょう。
納品書と一緒に商品を梱包したら発送します。
商品を発送したら「未出荷」から配送業者やお問い合わせ伝票番号を入力して「出荷通知を送信」をクリックしてください。

FBAでの発送の場合は、商品が売れる前にAmazon倉庫へ商品を納品する必要があります。
セラーセントラルにログインして「在庫商品を納品／補充する」をクリック、必要事項を入力してください。
商品のバーコードの上に印刷した商品ラベルを貼り、ダンボールに印刷した配送ラベルを貼ってAmazon倉庫に送りましょう。
最後に「出荷済みとしてチェック」をクリックして完了です。
FBAでは商品が売れれば自動的にAmazon側が発送手続きをしてくれます。

Amazon転売で効率よく稼ぐ方法

Amazon転売をするなら、より多くの利益を得られる工夫をしましょう。
転売では1品あたりの利益が少なくなりやすいため、作業効率を高めて1品でも多く売る工夫が必要になります。

FBAを利用する

Amazon転売で成功したいのなら、必ずFBAは利用しましょう。
FBAの利用には費用が発生しますが、それを上回るメリットを得られます。

FBAを利用すれば、大幅な業務効率化が可能です。
商品の保管から出荷、配送、返品、顧客対応などをすべて任せられるため、出品者の作業負荷を大幅に軽減してくれます。

多くの商品を扱うようになると、保管するスペースが足りなくなる、梱包と発送作業ばかりに時間をとられてしまう、といった問題が発生します。
一方、FBAを利用すればこのような状況に陥ることはなく、リサーチや出品など重要な作業に多くの時間を費やせるのです。

また、すべての作業を自身で行うケースでは、休日を返上しなくてはならないこともあるでしょう。
FBAは24時間365日対応なので、しっかりと休暇をとりつつビジネスに取り組めます。

回転率の高い商品を積極的に扱う

Amazonには大勢の競合がいるため、どうしても薄利多売になる傾向があります。
そのため、少しでも回転率のよい商品を扱うことが、Amazon転売で成功するための大切なポイントです。

特に、FBAを利用しないケースでは、回転率がよくない商品を扱ってしまうと保管スペースが不足してしまうリスクがあります。
在庫リスクを高める要因にもなりかねないため、回転率を意識した仕入れを行いましょう。

日用品やペット用品、コスメといったジャンルの商品は、消耗品であるため回転率も高くなる傾向があります。

リサーチツールを活用する

Amazon転売で成功するには、リサーチの重要性を理解しておかねばなりません。
転売ビジネスで成功するにあたり、リサーチはとても重要です。

リサーチに力を入れないと、需要がない商品を仕入れてしまう、利益が低い商品を扱ってしまうといったことが起こりかねません。
ただ、入念なリサーチには必然的に時間がかかります。

このような問題を解決してくれるのがリサーチツールです。
リサーチツールを利用すれば、Amazonにおける売れ筋ランキングや価格の推移、出品者数などをスピーディーにリサーチできます。

また、複数のECサイトから商品情報を取得する、他サイトの在庫を表示するといった機能を有するツールもあります。

無料から有料までさまざまなツールがありますが、まずは無料版を試してみるとよいでしょう。

利益が出やすい商品ジャンルを選ぶ

Amazon転売を成功させるためには、稼げるジャンルを選ぶことです。

稼げるジャンルは、1商品ごとの利益が高く、数も多く出るジャンルのことです。
これらの条件に当てはまるジャンルは、家電製品・おもちゃ・美容・キッチン用品・カメラなどで、流行り廃りがなく安定して稼ぐことができます。

また、これらのジャンルは回転率の高さでもおすすめです。
回転率とは1か月の売り上げ数が多いことです。
たとえば1か月5個売れるより、1か月で25個売れた場合は回転率が高くなります。
短期間で数が多く出ればその額を仕入れに回すことができるため、稼ぎ額を増やしやすいでしょう。

ジャンルは絞る

紹介した利益が出しやすいジャンルはどれを選んでも問題ありませんが、1つのジャンルに絞るようにしてください。
その理由は、1つに絞ることでそのジャンルの商品知識がつくからです。

また、幅広いジャンルに手を出すと、結局利益が出る商品が見つからず、途中で挫折しかねないため注意してください。
転売初心者が利益を出せない理由は、続かないからです。
続けられないと意味がないので、あなたが好きで飽きないジャンルを選びましょう。

実店舗とネットショップ両方から仕入れる

仕入れ先は、実店舗とネットショップの両方を取り入れる方法がおすすめです。
その理由は、両方を活用することで、それぞれのメリットを生かせるからです。

• ネット：大量仕入れができる
• 実店舗：安く仕入れられる

店舗仕入れは安く購入できるのがメリットですが、同じものを大量に仕入れはできません。
転売で売り上げを伸ばすなら、午前は店舗仕入れ、午後はネット仕入れ、のように仕入れ効率を高めてみましょう。

迷ったら、店舗仕入れで実績を出してから、ネット仕入れを取り入れる方法もあります。
仕入れ予算がないときも、店舗仕入れからの参入がおすすめです。

利益計算をおこなう

Amazon転売で欠かせないのが、利益計算です。
利益計算では、仕入れ金額から送料・Amazon手数料を引かなければなりません。
安く仕入れて高く転売できれば利益がマイナスになる心配はありませんが、利益が少ない場合に計算を間違えばなかなか売り上げが伸びなくなります。

計算が苦手な方もいると思いますが、Amazon公式ツールの「FBAシミュレーター」を使うので、計算が苦手でも大丈夫です。
FBAシミュレーターは、自己発送とFBAの料金を比較する際に使いましょう。

amazon転売で成功するための心得

Amazon転売では、Amazon特有の事情を理解しておく必要があります。
また、転売をビジネスと捉えるかどうかでも成功するかが変わってくるため、次に紹介する注意点をチェックしておいてください。

amazonのルールをしっかり把握する

Amazonというプラットフォームを使う以上、Amazon規約は守りましょう。
規約に違反すると、最悪アカウント停止や閉鎖となり、出品ができなくなります。
Amazonの規約には細かいルールがあるので、出品してはいけない商品や、違反行為を確認しておいてください。

amazonの特徴を理解する

Amazonと似た出品先に楽天市場がありますが、それぞれ違いがあります。

• Amazon：大きなお店に出品する
• 楽天市場：自分のお店を出店する

Amazonには「1商品1ページ」のルールがあり、Amazonという巨大なネットショップに商品を出品する形となります。
そのため、1商品は1ページのみとなり、出品者同士でカートを奪い合わなければなりません。

Amazonに出品されている商品を消費者が選ぶのは、目立つ場所のカートです。
それ以外のカートは消費者に見られないので、Amazon出品では「カートを取る」ことが重要とされています。

目立つ場所にカートを獲得するには、以下の基準があります。

• 大口出品者である
• 注文不良、キャンセル、出荷延滞が少ない

Amazonはユーザーファーストを目指すショップのため、消費者にとってより良い出品者であることが、カート獲得に重要です。

常に効率化を意識して行動する

Amazon転売だけに限りませんが、転売では誰がやっても変わらない作業がメインです。
誰がやっても同じ結果となる作業は、次のような作業効率を目指してみましょう。

• ツールを使えないか？
• 外注化できないか？

できるだけ自分の作業量を減らす工夫をすることで、利益が伸びやすくなります。

きちんとビジネスとして取り組む

転売はビジネスのなかでも比較的初心者向けです。
初心者でもできるということは、その分ライバルも増えやすいため、多くいるライバルの中で勝ち抜いていかなければなりません。

そこで違いが出るのは、ビジネスとしての心構えです。
「簡単にできるから」という認識のままだと利益計算があいまいになる恐れがあり、思うように利益が出ずに諦めてしまいかねません。

転売ビジネスはレッドオーシャンだと認識して、継続する対策や、利益を出す戦略を練るようにしてください。

【Q&A】amazon転売に関するよくある疑問

Amazon転売初心者は、次に紹介する疑問点を解消しておきましょう。
初心者が悩んでしまいやすい疑問点を紹介します。

Q.Amazon転売は違法にならないの？

Amazon転売は、違法ではありません。
その理由は、小売りや卸売りと同じ行為であり、転売を規制する法律がないからです。
ただし、同じ転売であっても違法となる場合があります。

• チケットやマスク転売など規制されているもの
• 古物商許可を得ずに転売した場合
• 偽物を転売した
• レビュー転売をしている

転売で違法性のある詳しい行為は、以下の記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。

＞＞せどりの違法についてはこちら

Q.Amazonで無在庫転売はできる？

Amazonでは基本的に、無在庫転売は禁止です。

ただし、同じような無在庫転売でも「ドロップシッピング」は規約で「可能」と書かれているため、例外はあります。
ドロップシッピングは、注文後ドロップシッピング業者が出品者の代わりに商品発送を代行してくれるものです。
直販ともいわれる方法で、在庫を確保しているためAmazonでは違法になりません。

Amazonでどのような無在庫販売が違法になるか気になる方は、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

＞＞アマゾンの無在庫の転売についてはこちら

amazon転売のやり方まとめ

Amazon転売のやり方がわかったら、さっそく作業してみましょう。
初心者の方は何を売ったらいいのか悩むかもしれませんが、Amazonの出品者アカウント作成まではできるはずです。
アカウント作成は無料なので、まずは最初の段階だけでも行動に移してみてください。
第一段階に進むことで、次のステップの疑問点が明らかになってくるため、難しく考えず第一歩を踏み出してみましょう。

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• 仕入先と販売先
• 商品リサーチ方法
• Amazonアカウント作成

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